「レオノールフィニの仮面」 (奢灞都館) A・P・ マンディアルグ 生田耕作/訳 より 突然なにかの「仮面」と出くわせる最大の機会が待ち受けていそうな場所へ自分は、まさしく接近しつつあるのだといいう思いで、私はつねに異様な興奮を憶えずにはいられないのである。........そこに仮面が期待されるというよりそれをそこで見つけ出したいと願うようこのような場所につきまとう把えどころのなさは、奇妙なことに錯乱の前触れともいうべき、郷愁のかすめる漠然とした意識状態、一種の自嘲を込めて(ようするに困惑のしるし)いまだに魂の゛把えどころのないもの゛という名称で語られrている意識状態、まさしく仮面の誕生につながるように思える精神状態を思い出させる。
by oyukibo
| 2012-01-21 20:07
| 美術
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